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気分を変えて鬼怒川釣行(5月17日)

最近、魚が釣れない!
赤川でバラシてから、すっかりスランプに陥っている。
何かキッカケをつかまなければ・・・ふと「そうだ、気分を変えて鬼怒川に行こう!」と思い立つ。
鬼怒川はヤマメで有名だ。
「小さなヤマメでもいいから釣れないかな?」そんな期待を胸に車を走らせた。

午前中は用事を済ませ、午後からの釣行だ。
到着はPM3:30到着。

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桑島大橋のポイントに入る。
きれいな流れで、いかにも魚がいそうな場所だ。

河原に降り立つと、川の水の匂いがして、とても気持ちがいい。
「やっぱり、渓流はいいな~」
タックルをセットしてGО!

餌釣り師がいたので、話を聞く。
「この辺一帯はポイントです。40オーバーも出ますヨ。でも相当スレてますけどネ!レインボーも出ます。出ればデカイですヨ!」

邪魔にならぬように下流へ入る。
橋下のトロを攻める。
スプーン、スピナーと試すもアタリはなし。

1時間程すると、下流から釣り人が上がってきたので聞いてみた。
「かなり下流まで行ったけどダメでした。今日はこの様な水深のある場所では反応がなく、瀬を攻めた方がアタリがありました。1回大きな奴がヒットしたのですが、バレました。今日は瀬を攻めた方がイイですヨ」
とアドバイスしてくれた。

最近のスランプから脱出するためにも、素直に意見を聞き入れよう!

目の前の瀬はさほど水深はない。メタル系のルアーでは攻めにくそうだ。
ラインの先にシルバークリークミノーFをつける。
これはとても動きのいいミノーで、個人的には好きだ。
しかし廃盤となり、今では入手困難だ。

水の中を見ると、キラキラ、ピカピカと魚が見える。
時々、小魚が跳ねて逃げまどっているようだ。
ボイルもしている。どうやらトラウトがアユを追いかけ回しているようだ。

「いる、魚がいる!今日はイイかも?」
期待を胸にキャスト!・・・反応なし。

もう少し対岸を攻めようと思い、ウェーディングする。
今思えば、これが失敗のモトだった!!
アップクロスにミノーをキャスト。
そしてターンをして、僕との距離が3メートルくらいになり、ピックアップに入ろうとした時、
「カツン」という手応えに「アッ!!」と瞬時にアワセる。

水中で魚がギランギランと踊って、テンションがなくなった。
ミノーだけが静かに戻ってきた。

「俺ってバカだよなあ~!不用意に立ちこまなきゃよかった~」
ハァーとため息が出た。

水中で見えた魚は、間違いなく尺は超えていた。

「しょうがない。移動しよう」
上流に行き、ロッドを振る。

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しかし、数投したら今度は根がかり。
ロッドをあおる。ラインは5ポンド。
無理はできないので、軽くあおったつもりだったが、
「バキッ!!」と音がした。
「あれ?」見るとロッドが折れている・・・。

この日はバンブーロッドを使っていた。しかし、もう10年くらい使っていないロッドだった。
「バンブーロッドって、こんなに折れやすいの?」
しかも5ポンドラインに負けてしまうロッドなんて・・・!

ロッドが戦闘不能になり、ここでゲームオーバー。
お粗末な結果に悲しくて涙が出そうになり、自分に腹が立ってきた。

日が傾きかけてきた。水面を見ると、小魚がまた追われているようだ。

「あれを追い回しているのは尺のヤマメだよな・・・。ツイてないな。帰ろう」
スランプを脱出するための釣行だったのに、肝心な時に10年も使っていないロッドを選んだ自分に滅茶苦茶、腹を立てながら、車に乗り込む。

あ~、今日もまたダメだった。
反省ばかりの釣行が続く。

あの時、ウェーディングしなきゃなぁ~。
あの魚をモノにしていたら、素晴らしい鬼怒川デビューを飾れたのに。

後悔先に立たずである。




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行ってきました!利根大堰!(4月26日)

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歴戦の友、アベ二ール号が現役を退き、新たな相方のセレナがやって来た!

後ろのスペースも十分で、これなら手足を伸ばして楽に寝られる。
これからの釣行が楽しみだ。
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というわけで、新しい相方との初釣行は、利根大堰に決定!!

今日は今年初の利根川。
とりあえず様子を見に、午後からゆっくりと出発し、午後4時半到着。

いるいる、既に車が6、7台停まっている。

それを見て、僕も慌てて用意を始める。
最後にフェンウィックにカーディナル44をセットして、いざ出陣!

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先行者がいたので、情報を仕入れる。
「朝の内に3本のサクラが出ました。1本は50㎝だったそうです。僕も下流から上流まで探っているんですけど、ボウズです。まだ全体的に薄い感じがしますね」と教えてくれる。

お礼を言い、僕は下流に入った。
ピクシー14gをつけてキャスト!
何投目かでヒット!魚が走る。
「おっ、幸先いいなあ~。こんなに早くヒットなんて!」

周りのアングラーは僕のやりとりを見ている。
そんな時は気分がイイ。

・・・とか思っていると「あれ?おかしいな。これはトラウトの引きじゃないな?」
もう、ほとんど抵抗しない魚を引き寄せてみると、40㎝ほどのマルタウグイだった・・・。

「やっぱり」と思いながらも、何食わぬ顔でリリース。

僕の動向を見ていた周りのアングラー立ちは、また自分の釣りを開始した模様。

それから一時間程して、またヒット。
どうもそのファイトからして「トラウトではないなぁ~!」と寄せてみると、50㎝程のニゴイである。
クロコダイル14gをしっかりと口にくわていた。
「あ~、今日はダメ、ダメ。撤収~!」

川から上がり、土手を歩いていくと、車が増えている。
土手から川をのぞいて見ると、釣り人がいた。

時計は18:30を回っていた。
今からでは、おそらく1時間も釣りはできないはずだが、そのほんの少しの時間でも竿を出すという、1本のサクラマスを手にするための釣り師の正しい姿勢を見た様な気がした。
「会社帰りに来たんだな、きっと。根性あるな。皆さん、頑張ってください!」
そう心の中でエールを送り、車に乗り込んだ。

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午後7時、利根大堰を出発。
赤川から続く、ノーフィッシュ。
まっ、焦ってもしょうがない。

とりあえず今日は魚の顔が見られたから良かったかな?
マルタとニゴイではあるけれど・・・。


プロフィール

キーナイキング

Author:キーナイキング
北海道生まれで、茨城県在住のトラウトオンリーのルアーフィッシャーマン。
前職はJRAの厩務員。

普段は東北(サクラマス)や地元・関東の河川でモンスターサイズを求めてさまよい歩く。最終的な目標は、こよなく愛する北海道でドリームサイズをキャッチすること。

厩務員の経験を生かして、馬のグルーミング(お手入れ)の仕事も始めました。
馬のグルーミング教室、及び、皆さまが所有されている愛馬の個別のお手入れも致します。

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